日本を代表するアニメーション映画と言えば、
スタジオジブリの
作品ですよね。
その知名度は、ジブリ映画の作品名を
聞けば、小さな子供でも知らない人
はいない。
というほどだと思います。
しかし、今や日本のアニメ界は
ジブリだけではありません。
今夏公開の話題の映画
「君の名は」。
監督の新海誠さんは、
ポスト宮崎駿とも言われています。
今回は、そんな新海監督について、
調べてみたいと思います。
新海監督にとって、
ジブリとは。
新海監督が作った
CMがあるって本当?
映画「君の名は」で新海監督はジブリを目指すのか?
日本のアニメーション映画界において、
数々のヒット作を生み出している
スタジオジブリ。
その名はもはや日本の中だけにとどまらず、
世界でも高い評価を得ています。
感動のストーリーに
親しみやすいキャラクター。
美しい風景の描写が、
新海監督の作品と
通じるものがありますよね。
実は新海監督は以前から、
自らがジブリ作品の
ファンであることを明かしています。
実際に、ジブリ作品の映像を高く評価していて、
自作のアニメーションにも、強く影響を受けているようです。
監督は以前インタビューの中で、
「風の谷のナウシカ」は、
ビデオテープが擦り切れるぐらい観た。
「天空の城ラピュタ」を
電車を乗り継いで1時間くらい
かけて観に行った。
とおっしゃっていて、
そのどちらもが彼の少年期の
体験であることから、
スタジオジブリ、宮崎駿監督と言えば、
現代の若手監督にとって、
幼な心に感銘を受けた、
憧れの存在であるということは
想像できますよね。
スタジオジブリの
日本アニメ界においての存在感は、
アニメを手掛ける者にとって、
目指す場所であることは、
間違いないのではないでしょうか。
新海監督の作成したCMは?
新海監督は、
過去にCM作品も数多く手掛けています。
中でも、株式会社Z会との
コラボレーションで制作された
アニメーション作品「クロスロード」は、
CMだけに短い作品であるにもかかわらず、
内容が濃く、当時の受験生の心を
鷲掴みにしていました。
この時の作画監督、
キャラクターデザインは
「君の名は」でもタッグを組んでいる
田中将賀さんで、
曲を関西出身の女性シンガー、
やなぎなぎさんが担当しています。
短い映像の中に込められたストーリーと、
身近にいそうで親しみの持てるキャラクター、
相変わらずの美しい情景描写。
やなぎなぎさんの綺麗な歌声が
さらに映像を盛り上げていきます。
たった120秒のために、
ここまでするのか?!という
奇跡のコラボレーションが実現しています。
その完成度は、この作品、
CMじゃなくて映画で観たいな。
と思うほどです。
その他にも、
大成建設のCM
「ボスポラス海峡トンネル」篇、
「スリランカ高速道路」篇、
「ベトナム・ノイバイ空港」篇を。
信濃毎日新聞のCMも手掛けています。
CM作品のような短い作品ほど、
センスや技術が問われるような気がします。
その与えられた短い時間の中で、
思いを全て表現するのは、
とても難しいことだと思います。
しかも、見た人にその思いが伝わらなければ、
CMとしての価値は無いに等しいのだから、
とても厳しいジャンルですよね。
新海監督の作品は
いつもメッセージ性が強く、
何を伝えたいのか。
伝えようとしているのか。
を考えさせられます。
短い作品の中に込められたメッセージを、
あなたも受け取ってみてはいかがですか?
「クロスロード」は、
現在もZ会のホームページの
CM一覧の中で観ることができるので、是非!
新海ワールドが、そんな場所でも活躍していたなんて、
私にとっては新たな発見でした。
最後に
日本のアニメーション作品が、
世界でも高い評価を得ている理由がわかりますね。
新海監督の、作品に対するこだわりの強さや、
持っている世界観は、スタジオジブリの作品にも、
けして引けを取らないと思います。
少年の頃、
ジブリ作品から夢をもらっていた新海監督。
今は、自分自身が、
これだけの人に夢を
与える作品を作っているのだから、
素敵ですよね。
新海監督の作品を観て、
アニメーション作家を目指す子供たちが、
これから出てくるのでしょうね。
新海監督の最新映画「君の名は」については
「映画「君の名は」のオープニングがすごい!興味深い逸話も!」
をどうぞ!