あなたは、自分以外の誰か
になりたいと
思ったことは
ありませんか・・・?
私は、あります。
変化のない毎日に
飽きた時。
何もかもがうまくいかず、
憂鬱な日々が続く時。
現実から逃げたくなった時。
色褪せて見える、自分の世界。
輝いて見える、他人の世界。
まだ見ぬ世界への憧れが最高潮に達した時、
千年に一度の奇跡起こる。
この夏公開の映画「君の名は」は、
そんな日常から抜け出した主人公たちが、
奇妙な体験をしながら色々なことに気付き、
現実を受け入れ、成長していく姿を描いた、
話題のアニメーション映画です。
この夏開かれる奇跡の扉向こうを、
ほんの少しだけ、のぞいてみましょう。
映画「君の名は」のストーリーが面白い!
この映画の大きな魅力は、
なんと言っても幻想的な
ストーリーです。
今現在若者の人も、
少し前に若者を卒業した人も、
とっくの昔に若者でなくなった人も、
全ての人が共感できるような
物語なのではないかと思います。
若々しくキラキラしていて瑞々しく、
そしてまた、若き頃の夏休みを
思い出させるようなどこか懐かしい
雰囲気も持ち合わせている、
そんな物語だと思います。
では、魅力的なストーリーを、
少しご紹介しましょう。
舞台は、千年ぶりの彗星の来訪を
間近に控えた日本。
主人公は、田舎町でさえない
生活を送っている女子高校生三葉と、
大都会東京で暮らす、男子高校生瀧。
田舎暮らしで憂鬱な毎日を
過ごしていた三葉は、
都会への憧れを日々強くしていた。
そんな時、
自分が男になる不思議な夢を
見たところから、
三葉と瀧の奇妙な生活が始まります。
出会ったこともなく、
出会うはずもなかった
二人が経験する不思議な体験。
不思議な夢を繰り返しながら、
少しずつ明らかになっていく
記憶や時間の中で、
身体と生活が入れ替わって
しまっていることに気付く。
そして、そんな現実に戸惑いながらも、
受け入れていく姿が描かれています。
今、こうして書いていても、
ドキドキしてくるようなストーリーです。
新海監督ならではの、
若者の心情をリアルに
表現した瑞々しいストーリーに、
思わず自分も、登場人物の一人に
なったかのように、
スクリーンの中に
引き込まれてしまいそうですね。
映画「君の名は」の作画と絵がヤバイ!
魅力的なストーリーと
あわせて注目すべきが、
美しい絵と、魅力的なキャラクターです。
作画監督は、
なんとあの宮崎駿監督作品「もののけ姫」や
「千と千尋の神隠し」を担当した、
安藤雅司監督です。
2014年には「思い出のマーニー」で、
「千と千尋の神隠し」以来14年ぶりに、
ジブリ作品を監督されたことが話題になりましたね。
キャラクターデザインは
「あの日見た花の名前を僕たちはまだ知らない。」
「あの夏で待ってる。」を手掛け、
一躍注目をあびた、田中将賀さんです。
登場人物たちの
生活感のある部屋や教室。
田舎や都会の自然の風景。
そして、生き生きとしたキャラクター。
中でも風景はとてつもなく美しく、
空や雲の映像が、強烈に記憶に残ります。
公式ホームページで
予告として紹介されている、
たった1分32秒の映像を見ただけでも、
その美しさに圧倒され、
ため息が出るほどなのです。
本編を大スクリーンで見た時の感動は、
いかほどのものかと想像するだけで、
胸が高鳴ります。
最後に
いかがでしたでしょうか。
少しでも、
「君の名は」の魅力について、
お伝えできているといいのですが。
最高のストーリーに
最高の映像。
そして音楽。
この夏、とっても贅沢な感動を味わいに、
是非、映画館に出向いてみてはいかがですか?
私は夏が来るのが、
今から待ち遠しくて仕方がありません。
映画「君の名は」については
