厳島神社をご存知ですか?
広島県廿日市市の宮島にある
1,400年の歴史を持つ
由緒ある神社です。
神社のある島は
安芸の宮島と呼ばれる
日本三景の一つであり
厳島神社は
世界文化遺産として
登録されています。
厳島神社を紹介するこちらの動画を
ご覧ください。
2分55秒の夜のライトアップが美しいですね。
日本全国に約500社ある
厳島神社の総本社で
旧地域で最も格式の高い
安芸国一宮です。
朱塗りの大鳥居と社殿が
まるで水に浮かぶように佇む
美しく荘厳な姿を
テレビや本などで
一度は目にしたことのある人も
多いのではないでしょうか。
今回はそんな
魅力溢れる厳島神社について
ご紹介します。
気になるご利益や
お守りの種類
アクセス方法など
詳しく調べてみました。
目次
厳島神社のお守りの種類とご利益は?

厳島神社は
海上の守護神として
古くから崇められてきました。
故に
海上安全のご利益が
とても有名です。
その他にも
家内安全や商売繁盛
交通安全、縁結び
試験合格など
多種に渡るご利益もあると
されています。
また、豊臣秀吉が
天下統一の目前に
参拝したことや
平清盛ら平家一門からの
信仰があったこと
毛利元就の安芸国支配などの
影響から
開運・必勝祈願のご利益も
あると言われています。
それらのことから
厳島神社では
様々な効果を持った
お守りが多く授与されています。
人気のお守りを
ご紹介しましょう。
最も有名で人気があるのは
交通安全のお守りです。
このお守りが他と違うのは
陸上の交通安全の他に
水の災いを祓い
水難からも護ってくれるという
ご利益もあるということです。
海上の守護神と言われる
厳島神社ならではの
お守りですね。
また、先ほどご紹介したように
平清盛の出世や
豊臣秀吉の天下統一にちなみ
開運や必勝祈願のお守りも
人気です。
他にも
宮島の特産品である
しゃもじを模った
木製の必勝祈願のお守りも
ユニークで人気です。
厳島神社への車、その他のアクセス方法
厳島神社は
宮島という島にあります。
宮島へは
宮島口桟橋から連絡船
フェリーに乗船し
約10分の船旅となります。
宮島は道路が狭く
厳島神社には駐車場もない為
自家用車利用の場合にも
JR宮島口付近に車を駐車し
島内は徒歩で巡るのが一般的です。
では、宮島口までのアクセスを
ご紹介しておきましょう。
自家用車利用の場合
岡山・大阪方面からは
山陽自動車道廿日市ICから
国道2号線経由約3kmです。
九州方面からは
山陽自動車道大野ICから
国道2号線経由で約3kmです。
電車での場合は
JR広島駅から宮島口駅へ。
宮島口駅から徒歩5分で
フェリーターミナルです。
また、JRよりは時間がかかりますが
広島電鉄(路面電車)広島駅から
広島電鉄宮島口という方法もあります。
その他にも
平和公園から高速艇で宮島に渡れる
世界遺産航路や
宇品にある広島港から高速船で海路を使い
宮島へ渡ることもできます。
厳島神社の初詣時の混雑状況と交通規制について

厳島神社は
広島県内でも人気の
初詣スポットです。
例年の人出は
三が日で約10万人とも
言われています。
島という立地条件もあり
フェリー乗り場周辺の道路や
駐車場は大混雑を起こします。
平常時ならば
フェリー乗り場近くの
宮島口周辺まで
車で行けるのですが
初詣時は
大渋滞のために
交通規制が行われていたり
駐車場も満車になることが多く
あまりオススメはできません。
また、駐車料金も
お正月価格となっている場合も
あるので
長時間待った上に
高い料金で駐車することに
なってしまいます。
可能であれば
少し離れた場所に駐車し
JRや電車を利用するなど
公共の交通機関を利用することを
オススメします。
大晦日から元旦にかけての
混雑する時間帯には
フェリーや電車も
間隔を縮めるなどして
臨時運行されているので
便利です。
厳島神社の初詣時の
参拝時間ですが
通常は6時30分から
18時となっているのですが
終わる時間は
当日の状況次第となる場合も
あるようです。
注意が必要なのは
大晦日です。
大晦日の厳島神社は
17時に一旦閉門され
年明けと同時に初詣可能と
なるようです。
そのため
参道は開門を待つ人たちで
大行列ができます。
また、大晦日の18時には
町民が松明に火を付けて
参道を駆け巡るという
火難除けのお祭り
鎮火祭が行われており
その行事を見に来た多くの参拝客が
そのまま残って年越しを待つので
少し早めに行ったぐらいでは
すでに行列が出来ている可能性も
高いです。
元旦から5日までは
参拝時間も
状況次第という場合が
あるようなので
念のため注意しておいて下さい。
厳島神社のパワースポット
神の島と呼ばれる宮島に
鎮座する厳島神社は
パワースポットとしても
とても有名です。
水の上に建立された
珍しい建造物であり
風水上のパワーも
非常に大きいと言われています。
厳島神社の
パワーがあると言われるスポットを
いくつかご紹介しておきましょう。
宮島に訪れた際に
まず目に入ってくるのは
厳島神社のシンボル的な
存在でもある
朱塗りの大鳥居です。
海上に建つその雄姿は
それだけでも十分
魅力的なのですが
実はその構造にも
素晴らしい先人の知恵が
秘められています。
実は、根元は海底に埋められておらず
あらかたは鳥居自身の重みで
建っているというから驚きです。
鳥居の東西の屋根には
太陽と月が描かれており
風水上、太陽は鬼門封じのためと
言われているようです。
潮の満ち引きの状況によって
その印象を大きく変える鳥居ですが
ぜひ、事前に時間を調べ
直に鳥居のそばまで行き
その凄さを実感してみて下さい。
また、フェリーから見える
大鳥居や厳島神社の
神々しいお姿も
神の島を実感でき
素晴らしいスポットです。
神殿に入ると
直ぐに本社へ進まず
摂社の一つである
客(まろうど)神社へ
立ち寄ってみて下さい。
回廊を通ると
最初に通過する場所にあります。
厳島神社の始まりとして
ぜひ、参拝しておきましょう。
大きなご利益が頂けるとも
言われています。
この神社には
息の霧から生まれたとされる
五柱の男神様が祀られています。
また、厳島神社の
有名なスポットとして
鏡の池があります。
東回廊の海の中に
干潮の時にだけ現れる
湧水地の事で
自然界の物とは思えない
美しい形をしています。
そもそも
海の中に真水が湧くということが
不思議な現象です。
この鏡の池は
一度も干上がったことがなく
その水面に映し出される月は
とても美しいと言われています。
自然の流れに逆らわず
ありのままを受け止めてきた
厳島神社。
自然災害にあっては
修復を繰り返してきました。
高潮や強い海風を逃す工夫も
施されており
本殿は850年もの間
一度も水没したことが
ないと言われています。
厳島神社自体が
非常に大きなパワーを
持つ特別な場所なのかもしれません。
厳島神社のご祭神
厳島神社のご祭神は
市杵島姫 (いちきしまひめ)
湍津姫 (たぎつひめ)
田心姫 (たごりひめ)の三柱です。
日本神話に登場することから
宗像三女神と呼ばれています。
田心姫と湍津姫は
出雲大社に鎮座する
大国主命と夫婦の契りを結んだとされ
縁結びの大神と言われています。
2柱ともが
大国主命との間に
子神を授かっており
夫婦仲が円満であったことから
厳島神社は
縁結びの神社としても
とても人気です。
厳島神社周辺のおすすめスポットについて
厳島神社のある宮島には
グルメや観光スポットが
たくさん詰まっています。
宮島を訪れた際には
ぜひ、立ち寄ってみたいスポットを
いくつかご紹介しておきましょう。
広島県は
しゃもじの生産量が日本一です。
表参道商店街には
世界一のしゃもじが展示されていて
観光客に人気です。
「ご飯を取る」から「めしとる」となり
獲得するという意味合いを込めて
幸せを召し取る縁起物として
宮島では人気の開運グッズです。
手書きで文字を入れてくれる
しゃもじストラップは
開運のお土産として
有名です。
また、広島県と言えば
もみじ饅頭と牡蠣。
中でももみじ饅頭は
ここ、宮島が発祥と
言われています。
宮島にも
ここならではの
もみじ饅頭と牡蠣の
島グルメが存在します。
商店街から少しだけ
離れた場所にある
坂本菓子舗は
古くからの味を守り続ける
もみじ饅頭の老舗です。
小豆だけでなく
桜あんや栗など
季節のもみじ饅頭が人気です。
また、紅葉堂の揚げもみじも
宮島の食べ歩き新名物として
大人気です。
独自の衣をまとわせ
天ぷらにした新食感の
もみじ饅頭は
散策のお供にぴったりです。
表参道商店街にある
牡蠣料理専門店「牡蠣屋」の
焼きガキも
ぜひ、味わってほしい一品です。
その他にも
お好み焼きも有名ですね。
広島県には
美味しい食べ物が
たくさんあります。
厳島神社に参拝した際には
ぜひ、広島グルメを
楽しんでみては
いかがでしょうか。
最後に
いかがでしたか?
安芸の宮島や
厳島神社は
全国的にもとても有名な
場所です。
名前を聞いたり
写真や映像で見たことがある
という人が
ほとんどではないでしょうか。
今回ご紹介した通り
神秘的な魅力を持った
とても素晴らしい神社ですね。
日本人として
一度は訪れてみたい
神社です。
実は間違ってるかも?正しい神社参拝を知っていますか?

